それからみんなで楽しくおしゃべりをしているとチャイムが鳴った。
「あっそういえばいた平日だった」
「バリバリ休日の生徒会の集まりだと思ってたわ」
「まぁいっか〜」
時間を見るともう1時間目が始まっていた。
い、いいの?みんな今日遅刻になっちゃったけど。
私1人だけが慌てているみたいだった。
みんななんでそんなに余裕そうなの!?
「別に今日ぐらいいいよね」
「うんっもういいよ!」
いいんだ……
みんなの気がもう遅刻でもいいって感じだったので何も言わない事にした。
「ってか、なんで殴られたんだお前?」
遅刻の話が急に私の話になり、みんなの視線の矛先が私に向きびくりと反応してしまう。
「え、えっと……」
黙ってたら殴られたんだけどなぁ。
なんて説明しようかと思っていると私よりも先に秋君が口を開いた。
「なんか、凪音がダンマリしてたら殴られてた」
「えっ」
「それで泣き出したからやばって思って連れてきた」
殴られるのがわかってたなら止めて欲しかった……とは口が裂けても言えないっ
「だからか、俺達に急遽生徒会に来いってラインして呼び出したのは」
えっ秋君がみんなを呼んでくれたの!?だからみんなが集まってたんだ。
「私は丁度海斗と登校してたらラインが来たから一緒に来たの」
先輩は生徒会に入っていないから、火野さんと一緒に来たみたい。
「すみません……」
あの口喧嘩の為にみなさんを集めてしまい、申し訳なさが私を襲った。



