「ねぇ、ちょっと時雨さんどういうつもり?」
「えっ?」
私の席は窓側の一番裏の席。
それに私はこのクラスにはよく喋る子もおらず特に声をかけられる事はないのだが、今日は違った。
「どう言う事って聞いてるんだけど」
明らかに怒りながら私に声をかけて来たのは原亜香里さん。
このクラスのリーダー格の女の子。
いつも後ろに入り取り巻きの女の子達とギャーギャーイケメンを見つけては叫んでいる。
「どういう事って?」
私は全く身に覚えがなかった。
「これは何?」
そう言って亜香里さんは自分のスマホを私の目の前に突きつけてきた。
「これ、って……」
亜香里さんが持っていたスマホに写っていたのは私と秋君の2人だった。
なんでこんな写真が?
しかもこれは私と秋君他2人で買い出しに行った土曜日のものだった。
つまり一昨日。
どうしてこんな写真が?
私は全く身に覚えがなかった。



