「こんなもんかな?」
ざっと今日の夜ご飯をカゴにいれ、眺めながら秋君の方が気になった。
まだお菓子コーナーかな?
ってか見つけられたかなお菓子コーナー。
急に不安になりお菓子コーナーを見に行こうとすると後ろからよっと言いながら秋君が出てきた。
「場所見つけられた?」
「あぁ」
「そう良かった。で、何にしたの?」
「ん」
これっといった顔をしながら右手に持っていた物を差し出した。
「これって……知育菓子?」
秋君が持っていたのは知育菓子だった。
「悪いかよ」
少し恥ずかしそうにプイッと横を向きながら知育菓子をカゴに投げ入れた。
「別に」
案外可愛い所あんじゃん!
「なんだよニヤニヤしやがって」
若干引かれながら、うげっという顔をされてしまう。
「ちょっとそんな顔しないでよ」
「別にしてねーだろ」
「結構してるわよ」
いつものように2人で言い合いをしながらレジに向かう。
この場が誰かの目に触れているとも知らず……



