各々が帰り支度をし、帰ることに。
「じゃあまた明日」
「またな」
「お疲れ様です」
「またね」
会長は芽沙と、私は秋君と歩いて帰った。
「ねぇ、秋君の好きな人って誰なの?」
実はずっと気になっていた。
私は相談になるのが仕事だからこれは私情だけど。
「……別に」
「教えてくれてもいいじゃん」
秋君が好きな人がいると知った時、なぜか苦しくなって。
今はどうしたらいいかわからないけど、とにかく聞いてみようと思った。
「気が向いたらな」
そう言うとスタスタと歩いていってしまった。
教えてくれてもいいじゃんっ
私は立ち止まり考えた。
なんで教えてくれないんだろう?
やっぱり教えないのが普通だよね。
うん、私だって小学生の時にいた好きな人の事誰にも教えてなかったし。
そうだよね!無理に聞くのは良くないし。
うん。と考え直し前を見るともう結構前に秋君がいた。
ちょっとはやくないっ?
「ちょっとー待ってよ!」



