「みんな大変そうだね」
「はい」
ここはキッチン?というかなんというか。
飲み物を入れる専用の場所?みたい。
ここにはコーヒーからジュースまでいろいろなものが揃っていた。
なんでも、生徒会の仕事が多すぎるから休憩も入れてくれという校長の配慮だとか。
太っ腹だよね、うちの校長。
「ん?どうかした?」
ここにドリンクバーがある事に驚いていると顔に出ていたのか会長に不思議そうな顔をしていた。
「い、いえっ全然っそれより会長は優しいですね。みんなの為に動いてくれるなんて」
「そんな事ないよ。僕は全然優しくはないよ」
「えっ?」
「だって時雨さんも思ったでしょ。僕がお悩み相談の事を知ってた事正直怖いと思ったでしょ」
「そ、れは……」
私は言葉に詰まってしまった。
だって思っていたから……
会長は怖い人だと。
「やっぱりね」
「いやっちがっ」
一瞬会長の表情が曇った気がした。
「別にわかってるんだけど、やっぱり家に帰るとなんであんな風に言っちゃったんだろうって考えたりとかしちゃって」
会長も何かに悩んでるのかな?
「あのっそれなら、私に相談してくださいっ」
「えっ」
会長がびっくりしたのがわかる。
「私はお悩み相談のアドバイザーですからっ」
少し、沈黙が続いた。
き、気まずいっ
私結構失礼な事言っちゃったかもっ
訂正しようとしていると会長が吹き出した。



