恋色レシピ





「……じゃ、タコ焼き食ったし、俺らも帰るか」


誠くんはあたしにそう言ってカバンを持った。


え…いいの…?

理恵さんは……?


「あの…誠くん!!」

ほら…、やっぱり…


「げ、元気だった??」


そう言う理恵さんの頬は緊張からかほんのりピンクで。
瞳も潤んでるように見える。


女のあたしから見ても、思わず胸キュンしそうだよ。

そのくらいかわいい。


「ああ、まーな。
…理恵は?」


―――理恵

ただ呼び捨てなだけなのに

深い意味なんてないのかもしれないのに




だけど…


わかってしまう