「清菜ちゃんがいるなら桃海もこの学校入る!」
「えーそんなの嬉しすぎるよーっ!」
仲良くなった女の子、こと桃海ちゃんは私にとても懐いてくれて…
なんでこんなにかわいいんだろう、なんと言っても笑った顔が天使…!!
「お兄ちゃんもいるし良いかもね」
「そうなんですか!」
桃海ちゃんのお母さんが言った。
え、お兄ちゃん私と同じ学校なんだ…!誰なんだろう?先輩とかかな?
と思ってたんだけど…
「あっ!お兄ちゃん〜!」
「お、桃海じゃん
…と橘花?」
「えっ、え?!」
お兄ちゃんって…まさかの関咲くん?!!
「まってじゃあ桃海ちゃんって…」
「僕の妹だよー」
「えええ?!!」
ま、まさかのまさかの!お兄ちゃんが関咲くんだなんて!
たしかに、くしゃっと笑った無邪気なかわいい笑顔が似てる気がしてきた…
「お兄ちゃん、清菜ちゃんと仲良いのー?」
「うん、仲良いよー」

