ぽすりとシーツの上に下ろされて、シェイラは戸惑って瞬きを繰り返す。まさかこのままもう寝ろということだろうか。
不満が顔に出たのか、イーヴが小さく笑ってシェイラの唇を突く。どうやら無意識のうちに尖らせていたらしい。
「可愛いシェイラを、大切にしたいんだ。もっともっと大事にして、甘やかしたい」
「もう、充分甘やかしてもらってるのに」
「まだまだ足りない」
そう言って、イーヴが触れるだけの口づけを落とした。それだけで、シェイラは何も言えなくなる。この甘いキスをもらうと、身体から力が抜けてしまうから。
「シェイラ」
身体の上にのしかかるような体勢で、イーヴが囁く。
「俺がどれほどシェイラを愛しているか、伝えさせて」
にこりと笑ったイーヴは、いつもの優しい表情をしているのにどこか怖い。本能的に危険を察知したシェイラがずり上がって逃げようとするものの、イーヴの手と大きな枕に阻まれた。
「ま、待ってイーヴ、何……っひゃっ」
何をする気なのかと問おうとした声は、イーヴが首筋に顔を埋めたせいで裏返った悲鳴に変わってしまう。おそらく彼の唇だろう、首に熱く柔らかなものが触れるせいで、シェイラの口からは何度も悲鳴がこぼれ落ちる。
不満が顔に出たのか、イーヴが小さく笑ってシェイラの唇を突く。どうやら無意識のうちに尖らせていたらしい。
「可愛いシェイラを、大切にしたいんだ。もっともっと大事にして、甘やかしたい」
「もう、充分甘やかしてもらってるのに」
「まだまだ足りない」
そう言って、イーヴが触れるだけの口づけを落とした。それだけで、シェイラは何も言えなくなる。この甘いキスをもらうと、身体から力が抜けてしまうから。
「シェイラ」
身体の上にのしかかるような体勢で、イーヴが囁く。
「俺がどれほどシェイラを愛しているか、伝えさせて」
にこりと笑ったイーヴは、いつもの優しい表情をしているのにどこか怖い。本能的に危険を察知したシェイラがずり上がって逃げようとするものの、イーヴの手と大きな枕に阻まれた。
「ま、待ってイーヴ、何……っひゃっ」
何をする気なのかと問おうとした声は、イーヴが首筋に顔を埋めたせいで裏返った悲鳴に変わってしまう。おそらく彼の唇だろう、首に熱く柔らかなものが触れるせいで、シェイラの口からは何度も悲鳴がこぼれ落ちる。

