夢のおわり、君とはじめる恋の続き

「あ、ごめんなさい!すぐ片付けます」


「あーいいよそこで。投げるからキャッチして?」



珍しくにこっと笑みを見せてきた祐介先輩が、私に向かってボールを投げてくれた。


…って、待って。はや…。



「…っ」



思いっきり投げられたボールは私に当たるかと思いきや、目の前に現れた誰かによって遮られた。



「あぶな。当たってたらいくらなんでもこれは痛いんじゃねぇの」


「長濱…くん?」



片手はポケットに手を突っ込んで、もう片方の手で軽々とボールを掴んでいる見知った後ろ姿に思わず声が漏れる。



「あ?誰だてめぇ」