夢のおわり、君とはじめる恋の続き

長濱くんの顔が見れなくて、苦し紛れにそう言い残して体育館裏を後にする。


一人でもどうにか…するんだ。





そう意気込んでから一週間近くが経ち、大会も残り三日と迫ってきていた。


祐介先輩は相変わらず私を嫌っているみたいで、わざと近くで悪口を言ってきたり露骨に嫌そうな態度を取ってきたりと居心地が悪い日々が続いていた。


それもあと三日の辛抱だ。頑張ろう。



…頭ではそうわかっていても、体は正直なもので部活の時間が近づいてくるにつれて体がだるくなってきた。



「凪咲、大丈夫?最近、二日に一日くらいの頻度で顔色悪くない?」


「えーそんなことないよ。大丈夫」



なかなかに鋭い茉弥に心配をかけたくなくて、へらっと愛想笑いを返す。