夢のおわり、君とはじめる恋の続き

「哲也はこの前バスケ部に入りたいって言ってきたんだよ」


「はい!無駄な喧嘩はやめたんですけど、そしたら放課後やることなくなっちって部活でもやろっかなーって考えて!」


「おい、哲也。てめぇさっき先輩に向かってなんて言った?」



乱暴に東野くんの肩を掴んだ祐介先輩に、私がびくりとしてしまう。



「おまえこそ綾瀬さんに向かって生意気なんだよ」


「あ?なに、太陽じゃなくてこいつとできてるわけ?」


「祐介、やめろ。これ以上練習の邪魔をするなら今日はもう帰れ。哲也も先輩に向かっての言葉遣いは気をつけろ。いくらムカついても礼儀はわきまえないとダメだ」


「…ちっ」


「はい…」



いつもは穏やかで優しい先輩が怒るのは迫力があり、睨み合っていた二人は仕方なくといった様子で離れた。


それから普通に練習は始まったけど、なんとなくバスケ部の雰囲気は重く暗いままだった。