夢のおわり、君とはじめる恋の続き

傍から見たらこの異様な光景に、きっと周りは首を傾げるだろう。



「太陽先輩は私の中学の先輩なの。人助けをすると思って、付き合ってくれないかな?」


「だから勝手に決めてんじゃねぇよ。おまえが引き受けることによって、もれなく俺にまで迷惑がかかるんだよ。それにマネージャーなんて面倒くさい仕事、一番嫌だ」


「そこをなんとか…!二週間だけだから!」


「無理なものは無理だ。人を巻き込むな」



予想はしていたけど、長濱くんは本当に協力をする気はないみたいで、部活にすら顔を出さずに踵を返すとスタスタと帰ってしまった。


どこまでも人と関わろうとしない冷たい人だ。



「はあ…」


「…なに?聞いてるこっちが気分悪くなるんだけど」



リビングで勉強をしていた晴翔くんが、ソファに寝転がっていた私を怪訝な顔で振り返ってきた。