夢のおわり、君とはじめる恋の続き

「うん。あと今日は季節のケーキも食べたいかも」


「かしこまりました」



ぺこっと一礼してから頼まれたメニューを伝えに誠也さんの元へ行く。



「アイスラテと季節のケーキ一つです」


「はーい。太陽くん、久しぶりだねー」


「最近は大会が近いからあまり来れなかったんだと思いますよ」



太陽先輩はすっかりうちの常連なため、誠也さんも名前を覚えている。



「へぇ、詳しいね。ついに二人、付き合って…」


「ないです。変なこと言ってないで、早く手動かしてください」



誠也さんはなぜか私たち二人がお似合いだと何度も言ってきて、先輩が来るたびに「ついに付き合った?」と聞いてくる。


真面目そうに見えて、実はそこらへんの女子よりも恋愛話が大好きなのだ。