少女と過保護ーズ!!続

「総長ってのは、見る目がないとなれないんだぞ‼」

「そーなの??」

「だから、お前は大丈夫だ。根が凄い真面目で頑張り屋さんだしな」

「……そかな」


照れるチビ。

本当に可愛いな、俺の妹は。


「それに八雲や初代達やらに勉強教えてもらえるんだろ?」

「……うん」

「じゃ、無敵じゃねぇか」

「……先生陣はね」


まぁな。

それを教わるのが、チビ=バカだからな。


「チビ=バカ‼??」

「それに俺もいる」

「いらない」


即答‼??

真顔での真面目な即答‼??

…………てか、


いらない‼??


「チビ、この野郎っっ」

「だって竜希さん、大概あたしと同じ間違いするじゃん‼同じバカじゃん‼」

「おぐっっ‼」


確かにな‼

俺もバカだったわ‼

これに関しては、俺、役立たずだわ‼


「で?どうした?八雲に用事か??」


話を丸投げる。


「お?おおぅ。忘れてた」


忘れてたんかい。


「竜希さんに」

「俺??」


ん。

と、今まで大事に握りしめてた、小さなリボンのついた包みを差し出される。


「おおお。なんだ、この野郎っ、俺にプレゼント……」

「違う」


違う‼??

あ??

さっき竜希さんにって言わんかったか?

俺の喜びを返せっ‼


……はっ‼??

俺は、バッと後ろを振り返る。


「??」


あれ、居ねぇ。

後ろに八雲でも居るんじゃないかと思って振り返るも誰も居ねぇ。


????


「どうしたの??」


キョトンとチビ。

いやいや、キョトンとしたいのは俺だ。


「俺のじゃねぇんなら、誰のだ?」

「ああ、コレか。コレはね」


納得といったように、チビが笑い、もう一度差し出してくる。

そして穏やかな声で、こう言った。



「これは、竜希さんが今、1番会いたい人へのお土産」

「……あ?」