入って来た人物を見て、あたしの手は"宝物"を掴む前にベッドに落ちた。
「………っっ」
なんでっっ!?
『久しぶりだな。会いたかったぜ』
あたしは……。
会いたくなんてなかった………!!
『せっかく引き取ってやったのに、この恩知らずが』
忘れるわけがない。
無表情で、あたしを見るその人を……。
「――――」
その人を睨み付けるも、その名を呼ぶ声が震えるのはどうしようもなかった……。
「………っっ」
なんでっっ!?
『久しぶりだな。会いたかったぜ』
あたしは……。
会いたくなんてなかった………!!
『せっかく引き取ってやったのに、この恩知らずが』
忘れるわけがない。
無表情で、あたしを見るその人を……。
「――――」
その人を睨み付けるも、その名を呼ぶ声が震えるのはどうしようもなかった……。



![少女と過保護ーズ!![完]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.784/img/common/cover/sig0andblekg007.png)