少女と過保護ーズ!!続

教会に辿り着く。



その近くで野郎共が殴りあってた。



『志門っっ』




ギリッと後ろから歯を食いしばる音が。


あの殴りあってる中の一人に"邪魅"の総長が居るらしい。



チビ助を拐った奴が…っ。



しかし肝心のチビ助の姿がどこにもない。



そして何故、"邪魅"同士がやりあって……って愚問か。



己のチームが潰されてるというのに、戦わずして女を連れて逃げる総長。



んなのを赦せるはずがない。




"邪魅"は総長を見限ったのだ。




『桂、教会だ』




八雲が言う。



教会??



そこにチビ助は逃げ込んだと?



確かに何人かが教会に乗り込もうとしてる。



何かを狙うように慎重に。




『突っ込むぞ』


『ああ、頼む』



エンジンを一度噴かす。



それで俺らの存在に気付いた奴らが向かってくるも、スピードを上げたバイクに追い付くことはなく、俺はバイクごと教会に正面から突っ込んだ。



ドアを弾き飛ばし、入った俺らが見たものは……



















胸ぐらを掴まれ、持ち上げられてるチビ助の姿だった―。