でも律くんの家ってことは、芸能人と住むってことだよね。
〝一般女性と同棲〟とか言われたら、また律くんだけが大変な思いをするかも。
カードを一点に見つめてずっと考えていたけど、これも律くんに言わなきゃ伝わらないよね。
「…嬉しいです。でも、律くんのテリトリーに私が入っても良いんですか?また報道されたりして、律くんに迷惑かけたくないです」
合鍵をもらえたのは、嬉しい。
ただ、たまに家にお邪魔するくらいが、律くんにとっても良いのかも。
「茜音ちゃんがどう受け止めてくれるかだけど、俺は良いとか悪いじゃなくて、一緒に暮らしたい。それに、仕事してないとオーラなくなるから、心配ない。元カレにだって気づかれなかったでしょ?」
「本当だ…。何も疑ってなかった」
「でしょ?だから大丈夫。付き合ってるって言っても、デートとかもまともにできてないし、急に一緒に暮らすのはって思うなら、何部屋か使ってないとこあるから、そこ使って」



