心が解けていく






「茜音ちゃん?もっと弱くなって良いんだよ。こんなこと思ったら…、言っちゃったらって頭の中でグルグルしてない?」


「…言われれば、そうかもしれません」


「それ全部、俺に言ってみてよ。一旦何も考えなくて良いから。俺は茜音ちゃんの思ってることを聞いて、どうするか考える。難しかったら難しいって言うし、別の方法があるなら一緒に考えようよ」




〝ただ、全部言って良いのは、俺だけだよ?〟と、歯を見せて私に笑いかける律くん。




律くんは、いつでも心が強い。


誤報の時はさすがに辛そうだったけど、多少の傷では倒れない。




いつも私が壁に当たると、律くんが絶対隣に居て、助けてくれる。


忙しい律くんを精神的に支えられるくらいが、律くんの彼女にはきっと相応しいのに。