でも何か、驚いてた。
「茜音ちゃん」
「はい」
「無実だって証明されたよ」
「…え?」
起きたてだし、頭も回り切っていない。
一旦何を言われたか整理したいけど、まだ頭は回らない。
「今の電話、マネージャーからだったんだけどね。俺は悪くなかったって、証明してくれた人がいたらしくて」
「……無実!?良かったじゃないですか!」
ようやく回ったと思ったら、頭の中がぐちゃぐちゃになって、ただ飛び跳ねて喜んだ。
律くんも目が覚めて回ってきたようで、私に一歩遅れて飛び跳ねて、〝子どもみたい〟と二人して笑った。



