「少しだけ口開けてみて」
従順な子は、虐めたくなる。
俺の言葉をそのまま飲み込んで口を少し開けたから、わざと力が一気に抜けるツボを刺激するように、ふわっと柔らかい上唇を喰んだ。
〝あっ…〟という声とともに、力が抜けたのが分かった。
俺の服を掴んで、ギュッと目を瞑っている初々しさが、可愛い。
最後に耳のふちをなぞって唇を離すと、頬を真っ赤に染める茜音ちゃんと目が合った。
これはさすがに疼く。
「今日、泊まって行っても良いかな?」
もうこれ以上、この先は進めなかった。
俺の身体的な疲れもあったけど、初々しすぎる茜音ちゃんが壊れそうで怖い。
反応が可愛すぎて、もっといろんな表情を見せてほしい。
そして、まだ近くに居たい…。



