突然変わった話題に、ベットから降りようとしたけど、腰あたりには律くんの両腕がすでに絡みついていた。
もう逃げられない。
私、寝られるかな。
すぐ隣には笑顔があって、とても寝る前とは思えない活気に満ち溢れている。
「茜音ちゃんが隣に居てくれると安心するから、ただそれだけの理由だからね?寝込みを襲うほど、もう元気残ってないから大丈夫」
「そういう問題じゃ…」
こんな状況で、爆睡できる人はすごいと思う。
律くんは当然疲れていて、私を胸あたりですっぽり覆うように抱きしめると、すぐに規則的で穏やかな寝息が聞こえてきた。
頭上で律くんの呼吸を聞きながら、耳元では鼓動も聞こえる。
「好き、です…」



