心が解けていく





私のやりたいことを伝えてから、一週間も経たないうちに計画が練られ始め、なるべく目立たない場所が良いという長谷 律の希望で、マンガ肉を自分たちで作って食べることになった。


家で作るのも火加減が難しく、煙だらけになると家が大変なことになるので、外で思いっきり楽しめるキャンプに来ている。




こうやって、〝一緒に〟何かをする時間を忙しい中でも作ってもらえるのが、嬉しい。

愛情表現や言葉ももちろん嬉しいけど、私は同じ時間を穏やかに過ごせるのが、幸せ。




「茜音ちゃん、テント張ったことある?」


「多分できると思います。どんなテントですか?…あー、スタンダードなやつですね。これなら一分で」