「萌音ちゃん生徒会に入らない?」

───え?
わ、私!?

日向くんならもっと違う人でも勧誘できたんじゃ?

ううん、でもせっかく日向くんが誘ってくれたんだし……。

「う、うん
私でよければ…」

「ありがとっ」

日向くんがニコッと笑う。

『ドキッ』

ドキ?

日向くんが可愛いからドキッとしたのかな。