地味子ちゃんは狙われてます!?

「お、おにーちゃーん、何してるの?」

恥ずかしい。

「えっ…
ううんなんでもないよ!
行こうか」

「うん!」

ふぅ。
女の子たちは不満そうではあるが、話しかけては来ないのでさっさっと立ち去る。

女の子たちが見えなくなって来たところで、柊さんが声を出す。

「ありがとう、助けてくれて」

「い、いえっ当たり前のことをしたまでです!
それより、私なんかが妹なんて言ってごめんなさ いっ!」