俺の胸の中で寝ている亜衣を見て、心臓が破裂しそうだった。 ッ……コイツ、俺を殺す気か? 愛おしすぎて、たまらなかった。 そう、浮かれていたのにアイツの顔がふと出てきて、険しくなる。 亜衣に告白してたアイツ、、確か幼なじみだったよな? 亜衣も顔を赤らめてたし、アイツのことが、好き......なのか? そう思い、 「あいつのことが好きなら、俺に構うな。」 なんて事を言った。 あの時、亜衣は泣き出しそうな顔をしていた。 でも、俺は突き放した。