君の瞳に僕の色は映らない





「三年生のおにいちゃんおねいちゃんが、『しょうがい』について発表してたの!でねっ、四年生さんは──」


「へえ、そうなんだ」


知花の小学校で、学習発表会の予行練習をしたそうだ。


そのとき、他の学年の発表を初めて見たらしい。


知花は、その時の様子を学年ごとにいろいろ教えてくれた。


「六年生は、英語でね『おおきなかぶ』の劇やってたんだよ!すごかった!知花も六年生になったら英語できるようになる?」


「頑張ったらできるよ」


僕はそう言って頭を撫でた。


知花の話を聞いて小学校のころを思い浮かべる。



僕も小学校の学習発表会で同じようなことをやった。


三、四年生くらいの時には障害や環境問題についてやったし、六年生のときには英語の劇もした。


懐かしいなと思い出に浸っていると。


「おにーちゃんのときなにした?」


「……?」


いまいち意味が読み取れなくて首を傾げた。