「僕は君が好きみたいなんだ」 真っすぐ目を見て、そう言った。 人間はいつもそうだ。 矛盾して、なのに正義を語る。 言い訳をして自分を飾る。 努力を隠しそれは全てが才能だと悟る 人間はいつだって自分を取り繕う。 出来やしない。 孤独を好む人間なんているのか? 本当に完璧な人間なんているのか? 愛を拒む人間なんているのか? きっと僕はそんな人間の中の一人。 愛を知らないフリをして愛を求めていた。 綺麗事という中で、 ソレを求めていた。 僕の埋められない穴は…