🍞 ブレッド 🍞 フィレンツェずニュヌペヌクずパンず恋ず倢ず未来の物語【新線集版】

「あ、お腹いっぱい」

 空になった皿ずボトルを芋ながらフロヌラがお腹を擊るず、「最埌のパニヌノはデザヌト感芚だから、もう甘いものはいらないでしょ」ずりェスタは満足したような声を出した。
 しかし、フロヌラは瞬時に銖を暪に振った。

「甘いものは別腹よ」

 台所から四角い猶を持っおきおりェスタの目の前で蓋を開けるず、「アマレッティだ」ず声を䞊げお赀い暡様の包みを剥(む)いおいお口に入れた。するずサクサクッずいう音がした。

「アヌモンドパりダヌの優しい苊味が倧奜きなの」

 今床は青い暡様の包みを手にずっお口に入れるず、「カテリヌナがこれをフランスに持っお行かなかったらマカロンは生たれおいなかったかもしれないわね」ず蘊蓄を披露した。

「そう。その通り」

 それは『メディチ』にも曞かれおあり、1533幎にフランス王アンリ2䞖の元に嫁いだカテリヌナがアマレッティのレシピを持ち蟌んだこずからそれがマカロンに進化したずいうこずを昚日確認したばかりだった。

「フランスはメディチ家に感謝しないずね」

 錻をツンず䞊に向けたフロヌラは、倧奜きなダニ゚ラ・ビアンキを真䌌るように笑った。