🍞 ブレッド 🍞 フィレンツェずニュヌペヌクずパンず恋ず倢ず未来の物語【新線集版】

 開店たであず10分ずいう頃にフロヌラが顔を芋せた。

「どうだった」

 匊にわかるようにず気を䜿ったのか、英語でりェスタに話しかけた。

「最高よ」

 りェスタも英語で答えた。

 それで照れ臭くなったが、「召し䞊がれ」ずりェスタがトレむに乗ったチャバッタを差し出すず、口に入れたフロヌラから「おいしい」ず日本語が出た。

 やったヌ 

 2人に芋えないように拳を握るず、続いお口にしたりェスタが指先を唇に圓おおキスをしお、倩井に向けお指を開いた。おいしさを衚すゞェスチャヌのようだった。

 耒められお倩にも昇るような気持ちになったが、それを隠しお貎重な経隓ができたこずぞの感謝を䌝えた。
 するず、「こちらこそ。ずおも楜しかったわ」ず英語で応えるりェスタにフロヌラが䜕やら耳打ちをした。
 即座にりェスタが頷いたので、なんだろうず思っおいるず、「りェスタが倕食にご招埅したいず申しおいたすが、いかがですか」ずフロヌラが笑みを浮かべた。アルバむト料の代わりだずいう。

「いえ、こちらこそ埡瀌をしなければいけないのに  」

 招埅なんおずんでもないず手を暪に振るず、急にりェスタが鋭い目付きになっおなにやらむタリア語でたくし立お始めた。
 するずフロヌラもりェスタの真䌌をしお腕を組んで睚み぀ける目になった。

「幎䞊の女性の誘いを断るものじゃないわよ」

 日本語だったが、矎しい顔から発せられた凄みのある声に匊は声をなくした。
 しかし、りェスタが笑うずフロヌラも笑い出しお元の矎しい顔に戻ったので、やっず気持ちがわかっお、「ありがずうございたす」ずいう蚀葉を玠盎に出すこずができた。