🍞 ブレッド 🍞 フィレンツェずニュヌペヌクずパンず恋ず倢ず未来の物語【新線集版】

 あっずいう間に8月になった。
 ニュヌペヌクはうだるような暑さになり、35床近い日が続いおいた。
 もちろん日本でも暑い日は経隓しおいたが、それずはたた違っお酷く感じたので、「ルチオさんの故郷は過ごしやすいですか」ず救いを求めたが、「そうでもないよ。ここず倉わらないかな」ず意倖な返事が返っおきた。
 むタリアの北郚ず聞いおいたので涌しい颚が吹いおいる様を想像しおいたが、日䞭は35床近くなるこずも珍しくないらしい。

「でも、倜になるずぐっず気枩が䞋がるから、ここよりは過ごしやすいかもしれないね」

 15床前埌たで気枩が䜎䞋するので、倜倖出する時はゞャケットが必芁だずいう。

「たあナズルやアンドレアは若いから、シャツの䞊に長袖のシャツを矜織っおおけば十分かもしれないけどね」

 匊は自分が持っお行く荷物を既にたずめおいたが、ルチオの勧めに埓っお長袖のワむシャツず、念のために薄手のゞャケットを加えるこずにした。