そんな言葉にわたしと優衣とで目を合わせる。
わたしたちってこうゆう時の団結力はあるよね。
「スイーツ店の令嬢に呼び出される呼べるのことをしたんだね」
「そんな大したことじゃないよ」
「色恋沙汰で貰ったのかい?」
「そんなそんな〜。ま、いいじゃないか!」なんて手を振って笑ってる朝陽。
一周まわって経営者の才能あるよ、それ。
「こんなに多くは一人で食べきれないから、みんなで食べようよ。夕飯の邪魔にならない程度にさ」
そういうと朝陽は2色に彩られたクッキー美味しそうな音を立てて1枚食べた。
「じゃあ、いただきます」
優衣からもパリッと聞こえてくる。
こんなの生き地獄よ。
美味しそうにクッキーを食べる2人に囲まれた食べたくなるのは不可抗力。
食べたいのに、でもメイドである以上優衣からの許可がないと食べれない。
わたしの耳の近くで美味しそうに食べる優衣を少し睨んでやる。わたしのすぐ横でそんな美味しそうなもの食べないでよ!!
クッキー1枚を食べ終わった優衣と目が合う。こっちの睨みなんて無いものとして扱うみたいに優衣から送られてくるのはにこやかな笑み。
きっとわたしが望んでいることはなにかなんて全部お見通しなんだろうね。



