近距離恋愛はむずかしい




声の方を振り向くとそこにはお父さん、神楽家筆頭執事長がいた。



「なんでしょうか」

「朝陽さまがお見えになったよ」

「……!
わかりました」



やっとか。



玄関に向かうと結構の大荷物を持った朝陽がいた。



「菫、本当にごめんね」

「連絡ぐらいできたんじゃないの」

「それが家にスマホ忘れてさー」



呆れる。

呆れながらも朝陽が無事だったことに安心する。



「なんで遅れたの」

「それもくだらないよ〜。
優衣にも言い訳したいし、後で話すよ」



もうため息もでないほど、呆れる。

「お詫びの品物がある」と言われて、そのお詫びに期待して二人で部屋に向かうことになった。