そうと心が決まったら学園とは反対方向の駅の方向へと足先を向けて、歩きだす。 そして優衣にメッセージを送ろうとスマホを一段とぎゅっと握る。 『やっぱりお一人で学校に向かってください。わたしは電車で行きます』 送ったメッセージは驚くほどのスピードで既読がついて、ただ。 『だめ』 だけが返ってきた。 だめってそんな………!! そうこうしていると門から出てくる一台の車が見えた。 かと思うとその車は不自然に止まる。 やば……!! 遅かった………!!