いろいろネガティブなことが頭を駆け巡って、なんかちょっとだけ目の奥が熱くなる。
「すみれ?」
見つめられてもっと言葉に詰まって何も言えない。
見慣れた道に入って、もうすぐ家に着くのがわかって焦る。
言いたいことはあるのに頭がめちゃくちゃで支離滅裂で、声に出したいのにでなくて。
「ゆっ、ゆい、あのね」
「うん」
車が私の家の前で止まる。
早く言わなくちゃ。
「………きて、」
「来て?」
「明日、朝迎えに来て」
やっとの思いでわたしの口から出た言葉は頭の中で練習したどの言葉にも属さないものだった。
メニュー