「じゃあわたしもこのカップケーキあげます。 助けてくれたお礼に」 テーブルにトレーを置いて、カップケーキの乗った皿を男性のトレーにおく。 「いいんですか?」 「はい! むしろもらってください!」 これでわたしも素直にショートケーキもらえるし。 スイーツが交換されたわたしたちのトレー。 この人について知りたいことはいっぱいある。 名前とか、学年とか、クラスとか、なんでこのカフェにいるのかとか。 でも今はいいや。 この交換された甘くて美味しそうなショートケーキをわたしは食べたい。