ククッて楽しそうに笑っていたから。
不覚にも不整脈に襲われる。
なんだか今日の晴海くんは知らない人みたい。
「菫先輩、頭撫でてくれてましたか?」
「えぇ!なんで!?」
なんで知ってるの!?
まさか奏斗くん狸寝入りしてたとか……でもにしてはきもちよさそうだったけど。
「夢の中でも頭撫でられてて、何となく現実世界で誰かが撫でてくれてると思いました」
「何その可愛い理由」
バレた理由は可愛いけど、バレたのは恥ずかしすぎて消えたい。
後輩の頭を許可なく撫でたなんて冷静になってみたらセクハラなのでは……。
「晴海くん、そろそろ帰ろう?」
時間はあっという間に6時。
外はあっという間に真っ暗になってしまっている。それに先生たちもそろそろ帰る頃で鍵を返せなくなってしまう。



