カウンターから晴海くんの方にやってきて、そのまま顔の近くでしゃがみこむ。
改めてこんなに近くで見ると、すっごく肌がきれい。
鼻筋も通ってて、首から肩にかけてにラインもきれいだし。
でも、スー、スーと気持ちよさそうに寝息を立てているのがなんともかわいい。
試しに頭なんて撫でてみたらあまりにも触り心地がいいからしばらく撫でていたら。晴海くんの肩がわずかに動いた。
「……ん…」
ゆっくりと開かれていく瞳を観察していたら、ぼんやりとした目でわたしを見つめてくる。
「……菫先輩…」
「おはよう、晴海くん」
ていうか、あれ?
晴海くん普段わたしのこと「菫先輩」なんて呼び方することあったっけ?
聞き間違い……じゃないよね。



