近距離恋愛はむずかしい





1人残されたわたしはただ呆然とするしかない。


ふと、ベットサイドに置かれていた自分の携帯から『ちゃっと事情の説明できたの?』なんて咲奈からの連絡にまたひとつため息。



そうだよ。わたし、優衣とちゃんと話をするために来た……。





なのに。






「今日はこっちでご飯食べていく?」

「エンリョシマス」

「なんでカタコト。通訳する?」




優衣が持ってきてくれたオレンジジュースを飲んで、気がついたら一緒にソファに座ってテレビを見ていた。

それに優衣はわたしに体重を預けるみたいに寄りかかって。




「いいじゃん、たまにはね?」

「ね?、なんて言われましても……」

「だって菫はこうやって甘えられたら弱いでしょ?」

「ゴホッ」




こてん、と小首を傾けた優衣に思わずジュースが変なとこに入っていって咳き込んじゃう。

そんなことより画が強すぎる……。かわいい!!