「なんで当ててくるのよ!」
「そんな予防線張られたら想像もつくよ」
それに、俺もやるしね。なんて言葉にまた驚く。
あの学園の王子様が家では銃を持っているの!!
口も目もぽかーんと空いたあたし。
優衣くんは嬉しそうに
「意外と趣味合うのかもね!」
なんて言ったから、ドキリ、となった。
知らなかったことを知ったらもっと好きになってしまうことぐらい想像できたでしょ、あたし。
それからも何気ない会話をして
キノコが苦手でお肉が好きだとか。
勉強が嫌いで運動が好きだとか。
学園の王子様、なんて肩書きが似合わないぐらいの普通の男の子。
「今まで優衣さまなんて呼んでたのが申し訳ない……」
「なんでだよ!」
「こんな肩書き重ったるいでしょ?」
「ときどきね、思うけどうれしいよ。
もう正直慣れたし」



