「ハァッ、ハァッ、ハァーー」
「は?何事!?」
スライングするみたいに咲奈に倒れこんでやっとわたしの暴走は終わった。
肩で息をするわたしに咲奈と朝陽は目が真ん丸。
そりゃー二人は優衣と帰ってくると思ったらわたしが全力ダッシュで滑り込んできたら驚くにきまってる。
「え??優衣は?」
「さーね。
今ごろお見合い相手と仲良く話してるんじゃない?」
「「お見合い!!」」
お見合い。なんて単語に驚いたのか二人して口も目もぽっかり空いてる。
ずっと思ったけど、二人は見た者同士でお似合いだよね。
「お見合いって、いつそんな」
「ちらって話に出たの」
咲奈から体を起こして座る。
そしたら遠くで段ボールを持つ晴海くんが見えた。
そういえばはちまきのこと言わないと。



