近距離恋愛はむずかしい




うん。大丈夫。





「じゃあ、行こうか!ゆぃ―――」





優衣のほうへと向きなおったら、すぐ近くにいる優衣に驚いて反応するよりも先だった。



すぐに自分の頬に違和感を覚える
それに優衣の顔がみえない。だって頬に唇が触れるぐらい近くにいるから。


理解したころには離れていて、壁に手をついてわたしも見下ろしながら。





「ちゃんと覚えてなかったお仕置き」

「~~~!!」





なんて言ってとびっきりの笑顔で笑った。



かっ、


かっこいい!!


やっぱりかっこいい。


女子たちが騒ぐのも、ステルーナ学園の王子様って呼ばれるのも、全部なんでかわかる。

笑ってるのも、色っぽいのも、イケメンなのも、全部がこんなに魅力的だもん。