「わたしも……!うれちぃ~~!!」
「は!!おい、泣かない泣かない!!」
咲奈の手が伸びてきて、涙を止める作用のツボがあるらしい両目の涙袋の下辺りを親指で軽く押した。
「さなさー、わたしが泣いたら毎回ここのツボ押すけど効果ないから!」
「あるって信じとけばあるの!」
ほら、行くよ!って半分引きずられる形で集合場所に向かうのであった。
楽しかったら時間はあっという間に進むもの。
楽しく大声で応援していたらいつの間にか午前の部が終わっていた。
「応援も疲れるものだね……」
「そりゃーあんだけ声出してたら疲れるよ」
はい、と朝陽から水を渡されたから飲む。
そのままテントの中で座ったら、朝陽と咲奈も横に座ってきた。



