「このままだと体育祭すっぽかしそうですけど」
「まぁーもしかしたらね」
現に一回だけ土曜授業日をすっぽかしたとことがあった。のんきに寝ていたら学校から電話があって、学校に着いたら優衣と咲奈にこれでもかとからかわれたっけ。
「最後の体育祭だと思うと大事にしないとだよね」
「………俺は先輩の最後の体育祭に参加できてうれしいです」
反射的に、晴海くんの方をみた。
なんていうか、静かに囁くみたいに言ったから。
………なんで?
「先輩って人気者だから」
まるでわたしの心を読んだみたいに晴海くんは言った。
色々聞きたいことはあるけどまずは、わたしが人気者って。なんだその話??
「わたしって人気者なの?」
「はい、小等部のころから目立ってましたよ」



