全身に注がれる視線がもっとわたしの体温を上げて、気恥ずかしくて完全に下を向いて固まってしまったわたし。
ごめんだけど、そのお願いは叶えられないかも……。
未だガチガチに固まったわたしに、ずっーと視線が刺さって、彼は無言。
なにか言ってくれないの?
なんて思っていると上から声が降ってきて。
「俺は2年3組の晴海 奏斗です。
よろしくお願いします。」
「えっ、あっ……わたしは3年4組の今川 菫です」
突然の自己紹介にただ流されるだけ。
2年生………。
まさかあの日の彼が後輩だとは思わなくてさっきから頭がぐちゃぐちゃパレード。
ただ座ってるだけで精いっぱい。
「今川先輩って、当番でしたっけ?」
「今日は友達の代理で」
「なるほど」
そんな話をしていたら、また1人受け付けに生徒が来る。



