朝陽がいるの完全に忘れてた……!!!
今までのことは全て誰かに、しかも幼なじみに見られていたと理解したくない事実がポンっと頭に降りてきてシャットアウト。
「ぁ、あぁ……え」
ショックでよくわかんない言葉を口からこぼしてるわたしと違って優衣は信じられないぐらい冷静に。
「イチャイチャって、なんのこと?」
なんて笑顔で言ってのけている。
そんな優衣の言葉に朝陽だけが笑っていて。
「嘘でしょ、あれが無意識なの?!」
この空間に場違いすぎて朝陽の笑い声だけが部屋に響いて、いやむしろありがたいかも。
そして、不意に視線を太ももへ移した時気づいてしまった。さっきまでの微かに触れるなんてものじゃなくて、わたしと優衣の太ももが布越しにしっかりと触れ合っていることに。
「優衣はいつからそんなに独占欲が強くなったのかな?」
「………………」



