すごい… 感心していたら部長は私に声をかけてきた。 「優莉奈もきてくれたんだ!嬉しい」 「うん」 実は私基本真穂奈以外の人とは喋れないから… 声をかけてくれたのは部長兼私たちのお姉ちゃんなんだけど、 私の家は複雑な家庭で結構な大家族だからお姉ちゃんだろうとなんだろうと、 真穂奈以外の兄弟は他の他人と何も変わらないように思えてしまう。 「ははは…相変わらずで…」 ちなみにこのことは学園の誰もが知ってることで、 りじちょーとか言うお父さまがみんなに説明してくれた。