「…そうか、病院の中って、ケータイ禁止だもんな。」 「おぅ。」 …和也、また大学来れる? あたしが聞いても良いのかな? それとも、和也が話すまで待つべき? 「でさ、美綺。当分は様子見なきゃいけないけど、俺たぶん大学続けられるよ。手術、稀に見る大成功なんだと。」 …一瞬、あたしは耳を疑った。 ずっと願ってた、もはや妄想に近いかもしれない事を言われた。 ……気がする。 「……………マジで?」 「おぅよ。そっち戻るの、講義始まってからになっちゃいそうだけど。」 .