貴方が此処に居るから

親友とかでもないのに、そこまで和也に執着するなんて……。



やっぱ好きだから？

あたしは和也のコトが好きだから、そんなに和也に執着するのかな？





和也に会えた事は凄く良かったと思ってる。

ただの偶然じゃ済まされないとも思う。


…だけど、だからといって、あたしは和也のコトが好きなの？





〜〜♪〜〜　〜〜♪〜〜

ケータイが鳴ってる。
この音は電話だ。


｢…もしもし？｣

｢もしもし？美綺？楓です。｣

｢…どうしたの？｣


｢美綺、ちょっと相談にのって欲しくて。…………私、仁君に告ろうかと思うんだ。｣






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