「見えるって…。あたし達そんなんじゃないよ!?」 「違うの?こないだ二人で映画館で映画観たんでしょ?映画館とか、デートコースの代名詞じゃん。」 「いやでも違うだろ。」 「…だいたい、美綺は結城のコト、どう思ってるの?」 「えっ?………メチャメチャ仲の良い友達…?」 「何故に疑問系?ってか、友達越えてない?友達以上恋人未満、みたいな。」 「………まあ、そんな感じ?」 「…美綺、また疑問系だよ。」 楓は溜め息を吐いて、あたしの顔を覗き込んだ。 .