遊馬さんと井田さんは、本当に私に指一本触れてくることなく、ただただ一緒に蓮水さんの写真を眺めていた。
「ちょちょちょ、、待って・・・これなにっ?!雨宮さんの持ってる写真ヤバいって!半裸の唯斗と、何があったらこんな写真撮れんのっ?!くっそ…羨ましいっ、、、」
この前拾ってもらった写真と、もう一枚の写真を並べて見せてあげると、物凄く羨ましがられた。
「いや、お前らの気持ち全く分からねぇ。」
約1名場違いな人間がいるが、気にせずに遊馬さんと盛り上がる。
「いやぁ〜・・・俺マジで今までこんなに意気投合した人居ねぇから、めちゃくちゃ嬉しいわ!やっぱ男の俺が唯斗のことカッコイイとか騒いでたら、普通引かれるからさ、、」
ショボン…と項垂れてそんなことを口にした遊馬さん。
「え…何が問題なんですか?蓮水さんの美しさに惹かれるのは、何もおかしいことじゃないですよ!むしろ、遊馬さんのその感情は普通です。誰を好きになろうが、遊馬さんの自由です。周りなんて気にする必要ないですよ。」
周りを気にする必要なんてない。それは自分自身によく言い聞かせている言葉でもあった。
人を好きになることに、理由なんて要らない。性別なんて関係ない。自分が好きになった人が……好きな人だ。



